2013年7月30日火曜日

東京、多摩川の夕空

山から戻って東京に入ると、

空はやはり透明感が薄れて

なんとなく物足りない。

要するに、迫力がないのだ。

だが、それでも、

多摩川の河川敷で見る夕暮れは

好きだ。


写真は昨夕。

涼しい風が、河川敷一面にへばり付いたクズの葉を擦り、

アブラゼミが、ジャワジャワと、カワヤナギを揺らし、

カワセミが、ピーっと鳴いて、薄暮を切り裂く。


ボクは、コンクリートブロックに腰を下ろして、

それを見ている。